京都の宇治で平安へタイムトリップ―本格抹茶スイーツと世界遺産をめぐる旅―[京都だよりvol.4]

  [2016/01/16]

京都の宇治で平安へタイムトリップ―本格抹茶スイーツと世界遺産をめぐる旅―[京都だよりvol.4]

時の権力者・藤原道長の別荘を、1052(永承7)年に息子・頼通が仏寺に改めた「平等院」。当時の最高仏師・定朝が制作した阿弥陀如来坐像を納めた鳳凰堂は、2014年9月に2年の歳月をかけて修復が完了し、平安時代当初の姿にもっとも近づきました。

阿字池(あじいけ)に映り込んだ姿とともに、左右対称の姿が美しい鳳凰堂は、希望すれば約20分の内部拝観(有料)もできます。

ミュージアム「鳳翔館(ほうしょうかん)」では、まるで天を舞うかのように展示された雲中供養菩薩像や、国宝の鳳凰、梵鐘(ぼんしょう)などが展示されています。CGを用いた鳳凰堂内の再現映像などもあるのでお見逃しなく。ミュージアムには多彩なグッズもそろい、おみやげ探しにぴったりです。

平等院(びょうどういん)
[住所] 京都府宇治市宇治蓮華116
[TEL] 0774-21-2861
[時間] 8:30~17:15、鳳翔館9:00~16:45
[休]無休
[拝観料]600円

創建時代は不明ですが、神社建築として日本最古のものとされ、「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産にも登録されています。本殿の蟇股(かえるまた)は、京都醍醐寺、平泉中尊寺金色堂とともに藤原時代の三名蟇股と呼ばれる貴重なもの。


お祀りされているのは応神天皇とその息子の仁徳天皇、弟の菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)。“菟道”とは昔の宇治の書き方で、兄に天皇の位を譲った菟道稚郎子はこの宇治の離宮に住んでいたと言われています。

ご祭神のひとり、莵道稚郎子にちなんだキュートなウサギのおみくじが人気。また、境内には室町時代に定められた宇治七名水の内のひとつが湧き、7つのうち現存するのはここのみです。

宇治上神社(うじかみじんじゃ)
[住所]京都府宇治市宇治山田59
[TEL] 0774-21-4634
[時間] 9:00~16:30
[休]無休
[拝観料]無料

江戸時代から茶業に携わっている宇治でも有数の老舗茶舗「伊藤久右衛門 (いとうきゅうえもん)」。宇治本店にはひと息つける茶房があり、抹茶ゼリーやアイス、白玉などがたっぷりで、濃厚な抹茶蜜をかけていただく「抹茶あんみつ」をはじめ、季節のパフェや、ぜんざい、茶そばなど、本場の宇治茶を使った豊富なメニューがそろいます。


物販コーナーでは、おみやげにぴったりな抹茶菓子もずらりと並び、喫茶と買い物を楽しむ人で、常に賑わっています。最中やプリンなど、5種類の抹茶菓子を詰め合わせた、かわいい巾着入りのお菓子セット「ひめ巾着」(1697円)がおすすめです。

伊藤久右衛門 本店・茶房(いとうきゅうえもんほんてんさぼう)
[住所]京都府宇治市莵道荒槙19-3
[TEL] 0774-23-3955
[時間] 10:00~18:00
[休]無休


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