アニメ「昭和元禄落語心中」第2話より。 (c)雲田はるこ・講談社/落語心中協会

雲田はるこ原作によるアニメ「昭和元禄落語心中」のミニショップが、1月29日から2月8日まで東京・渋谷PARCO PART1にてオープンする。あわせてパネル展も開催される。

会場では落語家が高座で用いる道具・扇子と手ぬぐいを販売。落語家は真打ちに昇進するとき、自分の名前が書かれた扇子を関係者に配るという慣習から、菊比古と助六の名前が入った扇子がラインナップされた。菊比古の扇子には橘流の橘右女次による寄席文字で「有楽亭菊比古」と書かれている。一方、助六の扇子は作中で助六が持つ扇子をイメージして制作。どちらの扇子も、多くの落語家が真打ち昇進の際に発注するという、京都の老舗・宮脇賣扇庵製だ。

また手ぬぐいは昔から織物の柄として使われる有平縞に、扇子をモチーフにした紋を入れたデザイン。「昭和元禄落語心中」と「有楽亭一門」の文字も入っている。このほかアニメのビジュアルを用いた和紙ファイルなども登場し、期間中は撮影コーナーも設置される予定。

アニメ「昭和元禄落語心中」はMBS、TBS、CBC、BS-TBSのアニメイズム枠にて放送され、本日1月15日より順次オンエアされる第2話から、菊比古こと八代目有楽亭八雲と助六の過去に迫る「八雲と助六篇」がスタート。第2話の場面カットも公開された。

「昭和元禄落語心中」ミニショップ&パネル展

会期:2016年1月29日(金)~2月8日(月)10:00~21:00
会場:渋谷PARCO PART1

(c)雲田はるこ・講談社/落語心中協会