システムサポートは1月13日、 データベース診断サービス「ズバッとDB診断サービス」により、エジソンで使用している Oracle Databaseの診断を行いデータベースの処理時間を短縮したと発表した。

同サービスは、Oracle Database を対象として、システムのうちすでに問題が発生している部分にフォーカスして診断を行うサービス。 日本エクセムの「MaxGauge」を使用し従来のSTATSPACKやAWRでは取得することが困難なOS/データベースのリソース情報を1秒単位で取得し、診断・改善の提案を行う。

エジソンは、管理会社・排出事業者、処理事業者向けのサービスとして、廃棄物総合管理システム 「GENESYS」を提供している。GENESYSはユーザー数の増加に伴いデータ量が急増し、 システム全体でレスポンスが遅くなる現象が見受けられていたという。

エジソンは、自社の情報システム部門でGENESYSを支えるOracle Databaseのチューニングを行っていたが、時間をとられてITを活用したビジネス企画に注力できなかったことから、同サービスを利用した。

システムサポートが「GENESYS」のデータを分析したところ、特定の2パターンの高負荷SQLにおける処理遅延が判明。これを受け、高負荷SQLの索引追加やキャッシュ設定などを実施した結果 、システム全体として データベースの処理時間が短縮されたという。