神戸製鋼、高強度アルミ合金を開発 - 自動車メーカーで採用

  [2016/01/13]

神戸製鋼所は1月13日、耐応力腐食割れ性(耐SCC性)と耐力400N/mm2級の高強度を両立させた7000系アルミ合金「7K55」を開発したと発表した。

同社によると、同製品はすでに日系自動車メーカーにおいて、バンパーの内側に装着する補強材であるバンパービーム用押出材として採用が決まっているとしている。亜鉛やマグネシウムを添加することで強度を高めた7000系アルミ合金は、現在アルミ製バンパービームで主流となっている6000系アルミ合金と比較してより薄肉での設計を可能にしており、同製品をバンパーに適用すると、部品重量が6000系アルミ合金製比で約30%軽量化されるという。

一方、7000系アルミ合金は一般的に、高強度になるほど耐SCC性が劣化する特性があり、高強度化と耐SCC性の両立が課題とされていたが、同社は化学成分と熱処理条件を最適化し適切な組織制御を行うことで、同社従来品に対して耐SCC性を維持しつつ、約30%高強度化し、400N/mm2級の耐力を持たせることに成功した。



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