ソニーは13日、専用のLEDシーリングライトと、コントロール機能などを搭載するユニットを組み合わせたマルチファンクションライトを開発したと発表した。商品化は、2016年度前半を目標としている。

LEDシーリングライト

専用ユニット

組み合わせた様子

ユニットは、専用アプリをインストール済みのスマートフォンとWi-Fiを介した連携が可能だ。照明のほか、ユニットと同室内にあるエアコンやテレビのオン/オフがアプリから遠隔で行える。また、人感センサーを内蔵しており、部屋に人が入退室するとテレビや照明を自動でオン/オフする。

専用アプリイメージ

そのほか、ユニットはスピーカーとマイクも搭載している。これによりスマートフォン内や、microSDカード内の音楽再生が可能。さらに、ユニットを設置した部屋に対して、別の部屋からスマートフォンを使用して通話できる「会話(インターホン)機能」、ユニットに伝言メッセージを録音できる「伝言(ボイスメッセージ)機能」も備えている。

ユニットの主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、直径225×高さ70mm/1.1kg以下。外部ストレージはmicroSDHC(32GB)。通信面ではIEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fiに対応する。

LEDシーリングライトの主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、直径660×高さ95mm/3.9kg以下。適用畳数は8畳相当。消費電力は42W。

専用アプリについては、同社広報によるとiOS版からリリースされる見込みとのこと。