アライドテレシスとエムオーテックスは1月12日、アライドテレシスのSDN(Software-Defined Networking:ソフトウェア定義型ネットワーク)/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と、エムオーテックスのネットワークセキュリティ統合管理ツール「LanScope Cat」を連携し、SDNによるネットワーク運用管理の効率化とネットワークセキュリティの強化を図るソリューションを提供することに合意したことを発表した。

アライドテレシスのSESは、SDN/OpenFlow技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携・連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数・コストの削減、およびセキュリティの強化を実現し、すでに企業向け人事システム、IT資産管理システム、ネットワーク脅威検知システムと連携している。

一方、エムオーテックスのLanScope Catは、国内導入実績約8500社、11年連続トップシェアを誇るIT資産管理・情報漏えい対策製品。IT資産管理や操作ログ管理をはじめ、ファイル配布、各種レポートやリモートコントロールなど、情報漏えい対策やIT資産管理に必要な機能をオールインワンで提供している。

2製品の連携により、セキュリティ面の強化とIT関連の運用工数削減を両立させる新しいソリューションを提供する。具体的には資産管理情報連携ネットワークアクセス制御プロビジョニングと不正操作によるネットワーク利用制限のソリューションの提供を2016年内に目指し、共同開発・検証を行う方針だ。