楽天と楽天カードは12日、楽天カード会員数が1,200万人(2015年11月時点)を突破したと発表した。

楽天カードは、2005年7月からクレジットカードの発行を開始。「年会費無料」「ポイント高還元率」「貯まったポイントが楽天グループのあらゆるサービスと交換できる」という点が顧客に支持され、「加速度的に会員数を伸ばしている」(両社)。

その結果、楽天カードは2015年12月度(単月)のカードショッピング取扱高において、サービス開始以来、初めて4,000億円を達成したという。

一方、楽天グループが運営する国内外サービスの取扱高(合算値)であるグローバルグループ流通総額(※1)においては、2015年12月度に約9,100億円(速報値)を突破。これについて楽天では、「季節要因はあるものの、楽天グループの流通総額が年間10兆円規模に達していることを示しており、これには、楽天のFinTech(※2)の中核である楽天カードの利用者の増加も大きく貢献している」(同)。

※1 国内EC、海外EC、クレジットカードショッピング取扱高、楽天Edy、楽天ポイントカード、Rakuten Marketing、デジタルコンテンツを含む
※2 楽天カード、楽天銀行、楽天証券、楽天生命、楽天Edy、楽天投信投資顧問、保険代理業を含む

楽天グループは、「今後もスマートフォンの普及やビッグデータ等の活用を通じてFinTechおよびeコマース、デジタルコンテンツ事業の3本柱を軸に『楽天経済圏』のモデルをさらに拡大していく」としている。