サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート『今年こそはダイエットを成功させたい人必読!ダイエット中に直面するさまざまな問題の解決方法とは』を公開した。

ひとつの食品ばかりを食べ続けると体に必要な栄養素が十分に補給できないため、体の筋肉量や基礎代謝が急激に減る可能性もある(イメージ)

「microdiet.net」では、栄養学を専門に学んだ管理栄養士や、多くの人々のダイエットサポートを経験したスタッフの協力のもと、ダイエットに関する正しい知識を知ってもらうためにさまざまな情報を発信している。

今回は、「今年こそは絶対にダイエットを成功させる!」という新年の抱負を掲げた人のために、「無理な食事制限」「空腹感」「停滞期」「リバウンド」など、ダイエット中に直面するさまざまな問題の解決方法を公開した。

「炭水化物抜き」「油抜き」などの食事制限は、一時的に体重を減らすにはある程度効果があるという。しかし、食事制限をやめたとたんに体重は戻り、結果的に太りやすい体質になってしまう可能性があるため、「失敗しやすいダイエットの典型」と言えるとのこと。

炭水化物も油も体には必要な栄養素。偏ることなくバランスの良い食事を摂(と)ることが、健康的にダイエットをする上で最も大切なことであり、長期間に体形を維持することにもつながるという。

ダイエットを始めて間もない頃に感じる「空腹感」の対策としては、がまんをせずにヘルシーな間食をすることをすすめている。中でも、ドライフルーツとナッツは少量でも腹持ちがよく、満足感を得られて栄養価が高いことから、間食に適しているという。

多くのドライフルーツは甘味が強く、鉄分、カルシウムなどのミネラル分が豊富で、食物繊維も多く含まれている。ナッツ類では食物繊維のほか、ビタミンEなども豊富に含まれるアーモンドが特におすすめとのこと。間食としては、5~6粒ほどが適量であるという。加工する際に油を使用していないものを選ぶとよいとのこと。

また、ダイエットを始めて順調に減っていた体重が、ある時点から減らなくなる「停滞期」を経験する人も多い。2週間~1カ月ほど続く停滞期の間に、ダイエットを諦めてしまう人も見られる。

停滞期の理由は、体の防衛反応によるもの。およそ1カ月間に体重の5%以上が減ると、人の体は「飢餓状態かもしれない」というように危機だと判断。これを防ぐためには、減量数を5%以下に抑えることがポイントとなるという。例えば60kgの人なら1カ月間に3kgの減量が目安となる。

停滞期に焦って、食事量をさらに減らしたり運動量を増やし過ぎたりすると、体は一段と危機感を感じるために逆効果になる。これまで通り栄養バランスを考えながらダイエットを継続し、停滞期が過ぎ去るのを待つことが大事だという。

「リバウンド」は、頑張ってやせたにもかかわらず、体重が元に戻ったり、ダイエット前より増加したりしてしまうこと。同サイトでは、リバウンドをしないためのポイントとして「筋肉量を増やして基礎代謝をアップさせる」「単品食品ダイエットは避け、生活習慣を改善すること」を挙げている。

詳しい情報は、同サイトで公開している。