【プレビュー】首位陥落のバルサはグラナダと激突…“新戦力”2人は起用なるか

 

バルセロナでのリーグ戦初出場に期待がかかるアルダ(左)とA・ビダル(右) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 年末年始の連戦で首位交代劇が行われたリーガ・エスパニョーラ。首位に浮上したアトレティコ・マドリードを2位に転落したバルセロナが2ポイント差で追い、さらに3位レアル・マドリードが2ポイント差、4位ビジャレアルが1ポイント差と続く展開と、タイトルレースは3強から4強による争いへと様相が変わってきた。

 バルセロナは、前々節はホームでベティスに圧勝(4-0)した一方、直後のエスパニョールとの2連続ダービーは、前節はアウェーでドロー(0-0)に終わったものの、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)5回戦ファーストレグはホームで快勝(4-1)した。

 これまで選手層の薄さが懸念されてきたチームだが、FIFA(国際サッカー連盟)による補強禁止処分期間が終了し、夏の移籍市場で獲得が内定していたトルコ代表MFアルダ・トゥランおよびスペイン代表MFアレイクス・ビダルを起用できるようになったことで、メンバーのやり繰りは数段楽になった。通算12勝3分2敗となり首位から2位に転落して迎えた今節は、コパ・デル・レイのエスパニョール戦でデビューを果たした両選手にも先発の可能性があり、ルイス・エンリケ監督の采配に注目が集まる。

 対するグラナダは、年跨ぎの連戦では、前々節はアウェーでラス・パルマスに敗れて(1-4)降格圏内に転落したものの、前節はホームでセビージャを下して(2-1)残留圏内に復帰した。一方、コパ・デル・レイ5回戦ファーストレグはアウェーでバレンシアに大敗(0-4)し、大会からの敗退が事実上決定した。

 通算4勝5分9敗の17位で迎える今節は、トップチームの全選手が起用できる状態にあり、ここ数試合と同様に一部のポジションでメンバー変更が行われる見込みだ。また、セビージャ戦やバレンシア戦と同様に、強敵相手の試合で多用している5バックが採用されると予想されている。

 いずれにしても、あらゆる要素でグラナダを凌駕しているうえ、今シーズンここまで8勝1分とほぼ完璧な成績を残すホームで戦えるバルセロナが、圧倒的優位に立っていることは間違いない。バルセロナが誇るアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの“MSNトリオ”が揃って不発となる確率は極めて低いものの、前節のエスパニョールの例もあるだけに、意外性のあるグラナダがどこまで持ち堪えられるかに注目したい。


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