ヒップホップユニットのRIP SLYMEが、俳優・松山ケンイチの主演で実写映画化される『珍遊記』(2月27日公開)の主題歌「Take It Easy」とエンディング曲「Drop!」を書き下ろしたことが7日、明らかになった。

映画『珍遊記』に新曲2曲を提供するRIP SLYME

原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧らの出演も決定している。

今回の起用は、「原作の世界観とも合致し、映画ならではの世界観を創造できるアーティスト」として制作側からオファーをかけたことがきっかけ。主題歌「Take It Easy」はオープニングのFLASHアニメに、「Drop!」はエンドロールにそれぞれ合わせて披露される。

MC担当のPESは「原作の世代なのでクソ光栄に思っております」と作風に合わせた口調で喜びをあらわにする。新曲については、「私たちのようなクソ野郎のクソいかれた曲」と説明。「何とか映画の世界観に混ざれたら良いなとクッソ思っております」と話しながら、「新しい『珍遊記』をクソ楽しみましょう!」と呼びかけている。

また2曲を収録した23枚目のシングル「Take It Easy」の発売も決定。完全生産限定盤(1,800円)と通常盤(1,000円)が、3月2日にリリースされる(価格はいずれも税込み)。

映画『珍遊記』メインビジュアル

(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会