ルノー・日産アライアンスは1月8日、今後4年間で自動運転技術を10モデル以上に採用すると発表した。日本、欧州、米国、中国における主力車種に採用されるという。

ロードマップとしては、2016年に高速道路上の単一レーンで安全な自動運転を可能にする技術を投入し、2018年には危険回避や車線変更を自動的に行う複数レーンでの自動運転技術を、2020年までに交差点を含む一般道でドライバーが運転に介入しない自動運転技術を導入するとしている。

コネクティビティの分野では、遠隔でクルマとのやり取りができるモバイル端末向けの新アプリを今年後半に投入すると明かした。また、2017年には「アライアンス・マルチメディア・システム」と呼ばれる、スマートフォンと連動する機能や無線で地図情報を更新することができるナビゲーションシステムを導入する。さらに、2018年には、新型の「バーチャル・パーソナル・アシスタント」機能をサポートする専用のコネクティビティ プラットフォームを個人および法人向けに投入するとしている。