米Appleは1月6日(現地時間)、2015年度のホリデーシーズンにApp Storeの売上高が過去最高を記録したと発表した。12月21日から1月3日までの2週間に、App Storeに課金された金額は11億ドルを超え、App Storeへのトラフィックと販売金額の週間記録を2週間続けて更新したという。

また、2016年1月1日のみで、1億4400万ドル以上を売り上げ、1週間前のクリスマスに達成したばかりの単日の最高売上記録を塗り替える結果となったとするほか、このホリデーシーズンの売り上げにより、2015年のApp Storeの売上高が200億ドルを達成したとする。

さらに、App Storeは2008年のローンチ以来、全世界で累計約400億ドルにのぼる収益をデベロッパーへもたらしてきたとしており、中でもその1/3以上が2015年に生み出されたとするほか、こうしたApp Storeのエコシステムが、米国だけでも140万人以上のアプリ制作に従事するクリエイター、ソフトウェアエンジニア、iOSアプリの開発を行う企業家を含め、190万人の雇用創出につながっているとする。同社は以前にも、iOSアプリのエコシステムにより、欧州で120万人、中国では140万人の雇用を創出したと発表している。

なお、2015年度に人気があったAppカテゴリは、ゲーム、ソーシャルネットワーキング、エンターテインメントとしており、人気アプリとして、「Minecraft: Pocket Edition」「Trivia Crack」「Heads Up!」「Facebook Messenger」「WeChat」「Snapchat」「クラッシュ・オブ・クラン」「モンスターストライク」「ゲーム・オブ・ウォー」「Fantasy Westward Journey」「Netflix」「Hulu」「マッチ・ドットコム」を挙げている。