マネーツリーは、アカウンティング・サース・ジャパンとの業務連携を発表した。これにより、マネーツリーが提供する「MT LINK」と、アカウンティング・サース・ジャパンが開発および提供する税理士のためのクラウド税務/会計/給与システム「A-SaaS(エーサース)」がサービス連携するようになる。

「MT LINK」と「A-SaaS」のサービス連携イメージ

アカウンティング・サース・ジャパンの「A-SaaS(エーサース)」は、日々の記帳から税務申告までをクラウド上で行える国内唯一のシステム。今回、マネーツリーと提携することで「MT LINK」に登録された銀行口座やクレジットカード等の取引データを自動で取り込み、仕訳することが可能となる。また、アカウンティング・サース・ジャパンが開発を進めているというビックデータを活用した経営分析サービスでは、リアルタイムに蓄積される取引や資金の流れを可視化できるようになるとのことだ。

アカウンティング・サース・ジャパンは、「MT LINK」を追加した理由として、約2,000以上の金融機関(銀行口座、クレジットカード、電子マネー)に対応していることと、クラウド型電子証明書技術による法人口座対応の技術力を挙げている。

マネーツリーが昨年1月より提供を開始した「MT LINK」は、今回の連携で6社目となる。「MT LINK」は、昨年より法人口座の対応を開始し、電子証明書を必要とする法人口座への対応数は既に900行を超え、現在、国内第1位の対応数として会計業界のデファクトスタンダードになり始めている。