大井川鐵道はこの冬も、通常は運転しない夕暮れから夜間にかけて参加者貸切のSL列車を臨時運転する「SLナイトトレイン」を実施する。今回、除煙板(デフレクタ)が期間限定で門デフ仕様(九州仕様)となっているC11形190号機を使用する予定だという。

過去の「SLナイトトレイン」の様子

運転日は1月23日と2月13日。両日とも新金谷駅を16時25分頃に発車し、千頭駅へ向かう。千頭駅で参加者限定の車両撮影会を行い、折り返して21時10分頃に新金谷駅に到着する。参加費は交通費・夕食・保険料込みで大人1万500円、こども8,500円。

両日ともSL・客車4両の編成で、荷物合造車(オハニ36)を連結。1月23日の往路(千頭行)はSLバック運転となり、SLのすぐ後ろの車両はシリンダーにより近い場所となるため、「音鉄」にもおすすめだという。同日の復路と2月13日の往路・復路はいずれもSL前向き運転となる。

予約は大井川鐵道営業部にて、電話でのみ受け付ける。1月23日運転分は1月14日9時から、2月13日運転分は1月28日9時からそれぞれ受付開始となる。