星稜攻撃陣を操る大橋滉平、戦後8校目の連覇へ「100%次勝つと言い聞かせて」

 

明徳義塾戦で相手をチェックする大橋滉平(左) [写真]=平山孝志

 第94回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が5日に行われ、前回王者の石川県代表・星稜が高知県代表の明徳義塾を3-0で下し、4大会連続となるベスト4進出を決めた。

 同試合は序盤、やや明徳義塾ペースで進んでいたが26分、星稜MF大橋滉平の浮き球のパスに根来悠太が飛び出してPKを誘発。明徳義塾DF濱口俊介が同プレーで退場処分となり、PKを主将の阿部雅志がしっかりと決めて試合を一気に星稜のものとした。

 局面を変えるパスを出した大橋は試合後「CBとSBのラインがバラバラだったので、ダイアゴナルに走ったところに出したら面白いボールが行くと思って」と、とっさの判断であったことを明かす。

 ボランチの位置からゲームをコントロールする大橋は今大会、左右の足で局面を変えるロングパスや精度の高いセットプレーでチャンスを演出する星稜の司令塔。中学時代はガンバ大阪ジュニアユースでプレーし、星稜へと進学したキャリアは本田圭佑と同じだ。

「うちのFWはよく動いてくれますし、FW2枚とサイドハーフ2枚は常に動き出していてくれるので、そこを絶えず見るようにして、いい状況であれば出しますし、ダメならもう一度やり直すことを意識しています」と話す大橋だが、「自分たちはしっかり守備から入るので、まず相手に仕事をさせないのが一番です。自分は攻撃の仕事をするというより、しっかりと守備の仕事を」とフォアザチームを強調。

 9日の準決勝では夏のインターハイを制している福岡県代表の東福岡と対戦する。「自分たちはチャレンジャーという気持ちで1秒も気を抜くことなく、80分間戦わないと厳しい試合になる」と気を引き締める大橋は、「星稜は毎試合守備から入ってリズムを作ることがテーマ」と、星稜らしくしっかりとした守備から試合に入ることの大切さを口にしつつ、「攻め込まれながらも1本、相手の意表を突くような裏へのパスや、急所を突くパスを常に意識したい」と、静かにかつ力強く意欲を語る。

 緊張感の高い大会中に準決勝まで3日間試合が空くことでメンタルコンディションの整え方が難しくもなるが、「まずは気持ちの問題ですね。3日空くことで気持ちが切れかけることはあると思うので、そこはチームとして常にミーティングを重ねて、絶対に気持ちを切らさないように」と気を引き締めるとともに、「100%次勝つ、日本一になるということをチームに、自分に言い聞かせながら準備したいと思います」と、戦後8校目(浦和、浦和市立、藤枝東、浦和南、帝京、東福岡、国見)となる大会連覇へ向けて闘志を燃やしている。


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