「ダイエットの天敵になる」と思った日本の食べ物は?

忘年会や親戚の集まり、帰省中の同窓会など、何かとイベントの多い年末年始。新年を迎え、脂肪をたんまりと蓄えた自分の腹を見つめながら、ダイエットへの決意を新たにした人も多いのではないだろうか。そこで今回は、日本に住む外国人20名に「ダイエットの天敵になる」と思った日本の食べ物を聞いてみた。


Q.「ダイエットの天敵になる」と思った日本の食べ物はなんですか?

■肉系
・「油が多いので、鶏肉の皮です」(ギリシャ/33歳/男性)
・「牛丼」(フランス/35歳/男性)
・「和牛。おいしくて食べ続けます」(フィリピン/35歳/女性)
・「焼き肉の食べ放題です」(ブルガリア/33歳/女性)


■揚げ物系
・「カツ丼。高炭水化物に高カロリー。おいしいからしょっちゅう食べたくなる」(韓国/34歳/男性)
・「とんかつ。油で揚げてある」(チェコ/58歳/男性)
・「天ぷら」(香港/34歳/女性)


■炭水化物系
・「米。炭水化物が多いからです」(インドネシア/36歳/男性)
・「ラーメン」(エジプト/33歳/男性)
・「米ですね……毎日よく食べるので」(シリア/35歳/男性)
・「ラーメンですね。ほとんどがカロリーの高いものですし、おいしいから全部食べてしまうし、あとでアイスなども食べたくなる……」(ロシア/31歳/女性)
・「炭水化物が多すぎる(米、砂糖)、野菜が少ないです」(イギリス/31歳/女性)
・「米」(マレーシア/31歳/女性)


■スイーツ系
・「スイーツですね! おいしくてやめられないです」(台湾/30歳/女性)
・「あんこもち。カロリーが高いです」(モンゴル/39歳/女性)


■総評

最も多かった回答は、日本人の主食である「米」だった。毎日食べていることや、「炭水化物」であることが理由としてあげられている。次に、炭水化物に関連して「ラーメン」という回答も目立った。麺類であることに加え、スープや具材の種類によっては摂取カロリーが大幅にはねあがる。外国人の認識は、日本人とそう変わらないようだ

さらに「おいしい」という理由から、「和牛」や「カツ丼」、「スイーツ」をあげる人もいた。食べ過ぎには注意してほしいが、日本食を愛してくれている外国人ならではのうれしい回答だ。

ヘルシーな食事として注目される日本食だが、メニューやその摂取量によっては、体重増加の大きな要因となってしまう。2016年は、適度な運動とバランスのとれた食事を心がけ、心身ともに健康な1年にしたいものだ。

※写真と本文は関係ありません