共働きの妻が「自動化したいと思う家事」1位は? – 2位トイレ掃除

CHIGAKO  [2016/01/05]

オウチーノ総研はこのほど、「家事」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2015年12月16日~23日、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20歳~59歳の働く既婚女性813名を対象にインターネットで行われた。

共働き夫婦の家事の分担は「妻7 : 夫2」

「夫とどれくらい家事を分担していますか?」

はじめに、夫との家事の分担について調べるため、日頃のすべての家事を100とし、自身・夫・その他(親・義親、子ども、家事代行など)、それぞれが担っている割合を回答してもらった。その結果、「自身(73.9)」「夫(20.7)」「その他(5.4)」と、圧倒的に妻の負担が大きく、うち10.5%は「自身が100」だと回答した。

また、子どもの有無別で比較してみると、子どもがいる人の平均は「自身(74.6)」「夫(17.7)」「その他(7.7)」だったのに対し、子どもがいない人の平均は「自身(73.1)」「夫(24.6)」「その他(2.3)」という結果に。子どもがいると、妻の負担は変わらないものの、親や義親、子どもなどが担う家事の割合は増え、夫の割合は減っていることが分かった。

自動化したい「風呂掃除」と「トイレ掃除」

「家庭で、すでに自動化している家事・自動化したいと思う家事」

次に、「家庭で、すでに自動化している家事は何ですか?」と尋ねたところ、「食事の片付け・食器洗い(食洗器など)」が15.1%で最も多く、次いで、「部屋の掃除(ロボット掃除機など)」が9.7%、「洗濯物を干す(乾燥機など)」が8.1%で続いた。その一方で、67.3%は「特になし」と回答していることから、共働き家庭の3組に2組は家事の自動化が進んでいないことが明らかとなった。

続いて、「自動化したいと思う家事」についても聞いたところ、特に「風呂掃除(54.5%)」や「トイレ掃除(51.8%)」の自動化を望む人が多いことがわかった。また、「部屋の掃除(40.3%)」や「食事の片付け・食器洗い(37.3%)」、「布団干し・布団掃除(36.0%)」などの割合も高く、全体的に「掃除」に関する項目が上位に並んだ。

「料理」は自分の手で…

「自動化したくない・自分の手でやりたいと思う家事」

次に、「自動化したくない・自分の手でやりたいと思う家事は何ですか?」と質問したところ、最も多かったのは「料理(31.4%)」だった。理由を尋ねると「子どもと料理するのが楽しいから」(37歳)、「旬の食材を体調や好みに合わせて、自分で味付けを変えて食べたいから」(41歳)、「家族の好みが多様で、個々の味付けがあるから」(27歳)など、料理が好きであること、味の好みがあることを挙げる人が多かったほか、「その日の気分によって食べ物を選びたいから」(46歳)という意見も挙がった。

次に多かったのは「買い物(18.6%)」で、「品物を自分の目や手で触って確認したいから」(25歳)といった声が目立ったほか、買い物自体が「好きだから・楽しいから」という声も多かった。続く「ペットの世話(17.5%)」では、「愛情表現だから」という理由が最も多く、また、「コミュニケーションが必要だから」(54歳)や「気持ちが伝わらなくなるから」(54歳)など、ペットとの信頼関係を築くためという声もあった。

一方、「特になし」と回答した人はおよそ4割(39.0%)。理由として「できるものなら何でも自動化してほしい」(56歳)、「自動化の金銭的負担が軽いなら全て自動化したい」(34歳)などが挙がり、今後、さまざまな家事で自動化が進んだとしても、金銭的な問題がネックになることがうかがえる結果となった。

家事の自動化で得た時間を「1人の時間」に

「現在家事に時間を取られることで最も我慢していること、仮に家事を自動化した場合に空いた時間を最も何に使いたいか」

最後に、「現在家事に時間を取られることで、最も我慢していることや後回しになっていることは何ですか?」と聞いた結果、「家の中で1人で過ごす時間」と回答した人が最も多く14.8%、次いで「運動・健康維持(9.0%)」「美容(7.0%)」「子育て・子どもとの時間(7.0%)」「夫との時間(6.3%)」「1人で外出する時間(6.0%)」と続いた。

また、「特になし」と回答した人の割合を子どもの有無別で比べてみると、子どもがいる人は17.5%だったのに対し、子どもがいない人は29.5%と、子どもがいる家庭の方が、家事によって我慢していることや後回しになっていることが多いことがうかがえた。

さらに「仮に家事を自動化した場合、空いた時間を最も何に使いたいですか?」と質問したところ、「家の中で1人で過ごす時間(15.0%)」が最多となり、「1人で外出する時間(9.5%)」と回答した人を合わせると、およそ25%が1人の時間を望んでいることがわかった。

今回の調査結果を受けて、同調査では「家事を自動化することによって、時間が空くだけでなく、家事によるストレスが軽減される、心に余裕ができるなど、得られるものは大きいだろう。家事に定年はなく、これから先も長く続くもの。完全に自動化することは難しいかもしれないが、可能なところから自動化していき、ゆとりある暮らしを送ることも大切なのかもしれない」とまとめている。

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