JR九州がダイヤ改正を行う3月26日、指宿枕崎線谷山駅・慈眼寺駅が高架駅での営業を開始する。両駅ともに新駅舎のデザインは水戸岡鋭治氏が担当した。開業日当日には、鹿児島市と共催で開業式典の開催も予定されている。

高架駅となる指宿枕崎線谷山駅(画像左)・慈眼寺駅(同右)の新駅舎

指宿枕崎線では2007年度以降、鹿児島市内の谷山駅付近から慈眼寺駅付近まで約2.7kmの区間を高架化する「谷山地区連続立体交差事業」が進められてきた。3月26日に高架線へ切り替えられることで、この区間にある踏切15カ所が廃止され、踏切遮断による交通渋滞や踏切事故が解消されるという。

高架駅となる谷山駅・慈眼寺駅はともにホーム1面2線で、ガラス張りの防風スクリーンを設置し、ホームが明るい空間となるようにデザインされている。谷山駅は現在の位置より西(慈眼寺方面)へ100m移動し、「鹿児島市の副都心として、その核にふさわしいボリューム感のある駅舎」に。エレベーター1基、エスカレーター1基、多目的トイレといったバリアフリー設備も備える。慈眼寺駅はホーム屋根と駅舎がコンパクト化され、エレベーター1基と多目的トイレを備えた駅となる。

谷山駅の移設にともない、一部区間で普通運賃・定期運賃も変更。谷山~喜入間の定期運賃(1カ月)は、通勤定期が現行の1万1,650円から1万1,600円、通学定期が現行の8,840円から8,700円に変更される。谷山~指宿間の定期運賃(1カ月)も、通勤定期が現行の2万4,190円から2万3,870円、通学定期が現行の1万1,330円から1万1,050円に。谷山~神村学園前間の普通運賃は現行の740円から840円となり、定期運賃(通勤・通学)も増額される。

谷山駅の新駅舎・駅構内イメージ