『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)が31日、東京・渋谷のNHKホールから生放送され、紅組が4年ぶりに勝利した。

紅組司会の綾瀬はるか

2年連続で大トリを務めた松田聖子が「赤いスイートピー」を披露した後、投票へ。そして、会場観覧者、ゲスト審査員、視聴者の投票を合計した数字がスクリーンに映し出され、紅組35万6,832点、白組34万6,929点で紅組が4年ぶりの勝利を収めた。通算成績は紅組30勝、白組36勝。

綾瀬は、和田アキ子や松田聖子と抱き合って喜び、ゲスト審査員を代表して堺雅人から優勝旗が贈られると、「びっくり! 白組が優勢だったので難しいかなと思ったけど…ありがとうございます、紅組のみなさん!」と喜びの涙を流した。

「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」をテーマに掲げた今回は、紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦、総合司会を黒柳徹子と有働由美子アナウンサーが担当。郷ひろみが全体のトップバッターを務め、乃木坂46やμ’sら10組が初出場を果たした。AKB48の場面では前田敦子と大島優子がサプライズ登場。18年ぶりのX JAPANも出場し、白組のトリは近藤真彦が務めた。

また、嵐と『スター・ウォーズ』によるスペシャルステージ、V6やPerfumeがミッキーたちと共演したディズニーソング企画、アニメソング対決企画「アニメ紅白」も実施。朝ドラ『あさが来た』の紅白特別編も放送され、主演の波瑠らもステージに登場した。さらに、水森かおりと、特別企画枠で4年ぶりに復帰をした小林幸子は、巨大衣装で盛り上げた。