たけし、同業者による審査は「フェアじゃない」- 芥川賞・M-1・カンヌに苦言

 

お笑いタレントのビートたけし(68)が、27日に放送された『ビートたけしのTVタックル たけし&爆笑問題の2015ニュースな人物トップ20』(20:54~23:24)で、文学賞やお笑いの賞、映画賞の審査に関して持論を展開した。

お笑いタレントのビートたけし

番組では、「第153回芥川賞」を受賞した又吉直樹と羽田圭介を、"ニュースな人物4位"として紹介。するとたけしが、「プロが選ぶってのはどうかと思う」と疑問を投げかけ、「M-1グランプリはハゲ2人(トレンディエンジェル)が受かったけど、審査員が全部M-1とったやつだろ? どうみたって、審査員は『こいつならいくら売れてもおれを追い越せない』っていうのしか選んでない」と指摘し、同業者がこれから出てくる同業者を選ぶのは「フェアじゃない」と主張した。

"北野武"名義で映画監督としても活躍しているたけしは、映画祭についても疑問視。「カンヌとかヴェネチアは俺も賞もらったことあるけど、どうもあの時のヴェネチアは『たけしなら絶対追い抜かないだろう』と思ってくれたんじゃないか」と、『HANA-BI』で「第54回ヴェネツィア国際映画祭」(1997年)の金獅子賞を受賞した時のことを振り返った。

続けて、コンペ部門に『菊次郎の夏』が選出された「第52回カンヌ国際映画祭」(1999年)で、「審査員だったソフィー・マルソーが『何この審査!』って怒って帰った」というエピソードを披露。「その子は『菊次郎の夏』が大好きだったんだけど、審査員みんな監督だから、『たけしはヴェネチアで賞をもらっているからもらってないやつにしよう』ってなって、素人が初めて撮った映画になった」と説明し、「あげたのはいいけど、2作目撮る前に全員やめちゃった。そんなやつを選んでいるのか」と苦言を呈した。そして、自身が審査委員長を務める「東京スポーツ映画大賞」のように、「おれが独断と偏見で、自分で自分のためにやっている映画祭なら何も文句ないんだよ」と語った。

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