マイナビは15日、「2016年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」の結果を発表した。対象は国内企業2,716社。期間は10月13日~11月13日。

内定者への満足度、「質・量とも満足」は3割に

「内定者への満足度」を聞いたところ、「質は満足・量は不満」(37.4%)が最多となった。次いで、「質・量とも満足」(29.7%)、「質・量とも不満」(18.4%)、「質は不満・量は満足」(14.5%)となった。「質・量とも満足」の割合は前年より3.3pt減少し、2010年から6年連続で減少している。

「内定者への満足度(総合評価)の年次推移」

「採用活動の印象」を質問したところ、60.2%で「前年より厳しかった」が最多となった。以降、「前年並みに厳しかった」(33.7%)、「前年より楽だった」(4.1%)と続いた。

「採用活動の印象」(総合評価)

「採用活動の印象」が「厳しかった」と回答した人に理由を聞くと、63.0%が「母集団の確保」が1位だった。次いで、2位は「スケジュール変更対応関連」(56.7%)、3位は「辞退の増加」(48.3%)という結果となった。

採用活動の印象が「厳しかった」と回答した理由(全体・年次推移)※複数回答