DISCOは18日、「12月の就職活動に関する調査」の結果を発表した。期間は12月1日~8日。対象は2016年3月卒の大学4年生(理系は大学院2年生を含む)1,361名。

12月1日の内定状況、91.6%が「あり」に

「12月1日現在の内定状況」を聞いたところ、91.6%が「内定あり」、8.4%が「内定なし」と回答した。10月1日の前回調査から4.6pt増加した。

内定者の内訳をみると、「就職先決定し活動終了」(94.5%)が最多だった。以降、「就職活動継続」(3.3%)、「通学などの理由で活動を中止」(1.5%)と続いた。

12月1日現在の内定の状況

就職先が決まっていない学生に対して今後の予定を聞いたところ、「就職先が決まるまで就職活動を続ける」が59.6%だった。以降、「大学院に進学する(修士/修士課程)」(16.0%)、「留年して就職活動をやり直す」(6.4%)となった。

就職先が決まっていない学生の今後の予定

中小企業を受けた学生の割合が60.2%となり、前年より2.8pt減少した。受けてない学生は39.8%となった。

「中小企業を受けた理由」を聞いたところ、1位は「やりたい仕事に就ける」(47.9%)。次いで、2位は「会社の雰囲気がよい」(37.5%)、3位は「志望業界の仕事だった」(22.7%)となった。

一方、「中小企業を受けなかった理由」をみると、「給与・待遇が良くない」(41.0%)が最多だった。以降、「安定性に欠ける」(39.6%)、「福利厚生が不十分」(32.5%)が上位にあがった。