オンライン旅行会社のエクスペディア・ジャパンはこのほど、人気旅行先での「ベストコスパ・ホテル・ランキング」を発表した。

台北の1位は「CU hoteru 台北」に

エクスペディアが発表した年末年始の人気旅行先ランキング

今回発表されたランキングは、同社が発表した年末年始の人気旅行先ランキング上位の都市(台北・バンコク・オアフ島・ソウル)のホテルについて、コストパフォーマンスの高い順に順位をつけたもの。コストパフォーマンスは、ホテルの宿泊単価を同サイトに寄せられた宿泊者からの評価(5段階)で割って算出したものとなる。なお、ホテルの格付け3つ星以上、レビュー4以上のホテルのみを対象としている。

台湾・台北では、「CU hoteru 台北」が1位となった。平均宿泊単価が2,527円と安価にもかかわらず、「寧夏夜市」に近く深夜まで食べ歩きができるほか、24時間対応のフロントデスクやフィットネス施設を備えるなど、ホテル内でも快適に過ごせるサービスが充実しているとのこと。また、3位の「ザ ロフト ホテル」は、コンビニに近いなどの利便性に加え、「バスタブが深くてゆったりしている」という声が日本人から多く寄せられた。

ベストコスパ・ホテル・ランキング 台北編

タイ・バンコクでは、ランキング上位に観光地や市場へのアクセスが良いホテルが並んだ。1位には、カオサンに位置するゲストハウス「フェーン ナコーン バルコニー ルームズ アンド カフェ」がランクイン。バンコクで最も大きい寺院のひとつ「ワット・スタット」や、「サランロム公園」、「グランドパレス」まで徒歩10分圏内という立地の良さが人気を集めた。一方、4位の「アイサノック レジデンス」は、駅から少し離れた住宅街に位置するため静かに過ごすことができるとのこと。

バンコクの1位はゲストハウス「フェーン ナコーン バルコニー ルームズ アンド カフェ」

ベストコスパ・ホテル・ランキング バンコク編

アメリカ・ハワイのオアフ島では、ワイキキ周辺のホテルが上位にランクイン。1位の「オハナ ワイキキ イースト」は、ビーチやショッピングセンターなどの観光場所に近い好立地なホテルとなっている。また、トラベルデスクもあるためアクティビティのアレンジも可能。ほかにも、2位「バイブ ホテル ワイキキ」のビーチセット無料貸し出しや、3位「ショアライン ホテル ワイキキ アジョワ ドゥ ヴィーヴル ホテル」でのフリードリンクとフルーツのサービスなど、ホテルサービスを高く評価する人も多かった。

オアフ島の1位「オハナ ワイキキ イースト」

ベストコスパ・ホテル・ランキング オアフ島編

韓国・ソウルの上位3ホテルはコーヒーや朝食の無料サービスが付いており、現地の暮らしの体験や現地の人との交流ができるのが特徴。1位の「デリム レジデンス」は客室ごとにインテリアが異なり、自分で調理ができるキッチンが付いたアパートホテルとなっている。最寄りの地下鉄駅から徒歩5分で周辺にデパートもあるため、現地の食材で料理を楽しめる。ほかにも、2位の「シオソ」にはロビーにスタッフや宿泊者と談笑できる共有スペースがあり、3位の「D セブン スイーツ」の近くには「おばちゃん2人が切り盛りしている24時間営業のアットホームな食堂」もあるとのこと。

ソウルの1位は自分で調理もできる「デリム レジデンス」

ベストコスパ・ホテル・ランキング ソウル編

今回のランキングには、世界的に有名なチェーンホテルではなく、地元に根づいたホテルが多くランクインする結果となった。