風呂敷は、ただ物を包むだけではありません。ちょっとしたアレンジで、独特の和柄を生かしたインテリアにも使用可能! 既製品に頼らなくても、オリジナルのインテリア小物が作れます。ここでは、そんな風呂敷を使用したティッシュケースの作り方を紹介します。

風呂敷を使用したティッシュボックスの作り方

・1辺が50cmほどの風呂敷

・ボックスティッシュ

(季節の柄を使用すれば、風呂敷を変えるだけで四季折々のケースを作れます)

風呂敷を裏返しにし、真ん中にボックスティッシュを置きます。

手前と手向こうの風呂敷をボックスティッシュにかけます。

かけた風呂敷が同じ長さくらいになるように調整しましょう。調整したら、セロハンテープで、風呂敷とボックスティッシュを固定すると楽に作れます。

片方の端を持ち上げて、反対方向に持っていきます。

反対方向に持っていく際、ボックスティッシュの角が出るように引っかけましょう。

同じ側面の、残った側も同じようにします。

引っかけた角が崩れないように、軽く結びます。

下(手前)を反対側に180度折ります。

上(手向こう)を下に下ろします。

折った下(手前)に通します。

両端を引っ張り、結びます。このとき、結び目の形も整えましょう。

側面の反対側も同じようにしましょう。

中央部分をつまんで、形を慣らします。

完成です。

簡単にできる風呂敷を使用したティッシュケースは、すぐに作り替えることができるのも魅力の1つです。

風呂敷は、柄や色などのバリエーションがたくさんあります。季節やイベントに合う風呂敷を使って、部屋のコーデや模様替えを楽しんでみてはいかがでしょう。

教えてくれたのは……

風呂敷研究家・和文化コンシェルジュ つつみ純子 さん

風呂敷文化を研究し、風呂敷について解説しながら実践する「風呂敷講座」を全国で開催している。2011年には国際交流基金から、ポーランド・ジョージア等に派遣され、文化交流事業の風呂敷講師として、大学・政府関係機関などでも講座を実施。2015年度からは、単位認定のある「風呂敷学」の授業を都立高校で行っている。お茶の水女子大学卒。

つつみ純子の和文化研究所

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