アイ・オー・データ機器は18日、コンシューマー向けヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」(SM-R322NZWAXJP)の取り扱いを発表した。同日から出荷開始。価格はオープンで、店頭予想価格は税別13,800円前後。

「Gear VR」(SM-R322NZWAXJP) ※スマートフォンは別売

「Gear VR」は、韓国Samsung Electronics製のコンシューマー向けヘッドマウントディスプレイ。ユーザー側で用意したAndroidスマートフォン「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」を装着することで、手軽に360度3DのVR映像を楽しめる。対応コンテンツは、VR用に作られたゲームや動画配信サービスのアプリなど約100種類(英語コンテンツ含む)。

なお、すでに発売済みのワールドワイドモデルでは、対応機種が「Galaxy Note 5」「Galaxy S6 edge+」「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」の4機種だが、この日本発売モデルは「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」のみが対応機種となっている。専用コントローラーは別売。

本体サイズはW201.9×D116.4×H92.6mm、重量は約318g。視野角は96度。操作ボタン類は、タッチパッド、バックボタン、ボリュームボタン、フォーカス調整ホイールなど。搭載センサーは加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー。「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」とはmicroUSBで接続する。保証期間は1年間で、サポートはサムスン電子ジャパンが担当。

「Gear VR」は2015年9月17日に開催した「東京ゲームショウ2015」のOculusブースでも展示されていた。Oculusはヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を開発するメーカーで、「Gear VR」を共同開発している

「東京ゲームショウ2015」で展示されていた「Gear VR」。「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」を組み合わせ、側面のパッドで操作する