BSジャパンは、インド映画『きっと、うまくいく』『命ある限り』『タイガー 伝説の舞台』の3本を、12月31日から1月2日にかけて、無料放送局として初めて放送する。

『きっと、うまくいく』吹替版の声優陣

このうち、インドの歴代興行収入1位作品で、親友3人が織りなす青春グラフィティの『きっと、うまくいく』(31日24:45~)は、初の日本語の吹き替え版を制作。主人公・ランチョー役を担当した平田広明は、同作について「飽きるところがないと思うし、むしろ飽きるところを探すような気持ちで見てほしいくらいです」と絶賛で、「インド特有の踊りと歌も僕らの文化にないもので、手法を凝らしたミュージカルシーンに仕上がっています」と見どころを語る。

『きっと、うまくいく』(C)Vidhu Vinod Chopra Production 2009.All rights reserved

また、ヴィール学長役を担当したベテランの玄田哲章は、自身の役柄について「自分の信念を貫いている人」と語り、「構成がよく練られていて面白いですよね。そこが最近のインド映画の面白さだと思います」と感心していた。

遠藤幸子プロデューサーは「インド映画によくありがちな、長くて歌や踊りが唐突に描かれているものとは全然違います」と断言。「声優陣の熱い思いが込められています」と力説している。