日立など2社、屋外・暗闇で使用可能なドームタイプのネットワークカメラ

 

日立製作所と日立産業制御ソリューションズは12月16日、映像監視システムのネットワークカメラのラインアップに防塵防水規格準拠、赤外LED内蔵、小型化により、雨や粉塵の多い屋外(直射日光の当たる環境下ではオプション品のサンシェードが必要)やまったく光のない暗闇などのさまざまな環境において適用が可能なドームカメラ「DI-CD322LE」を追加し、2016年1月から販売開始すると発表した。価格は税別で29万円。

新製品の特長として防塵防水規格IP66に準拠し、屋外のみならず、場内の洗浄が行われる食品工場の天井など防塵防水性を求められるさまざまな場所への設置を可能とした。また、 夜間や照明の消灯などにより撮影した映像が暗くなると赤外LEDを自動的に照射することで、鮮明な白黒映像を撮影することができる。さらに、露光の最適化で赤外LED照射時に起こりやすい白飛びを防ぐとともに、赤外光対応レンズを使用しているためピントのずれを抑制し、高解像度を実現している。

カラー映像(左)と赤外LED照射映像

加えて、部品の最適化・配置の見直しなどにより、従来製品と比べて約30%の小型化を実現し、省スペースでカメラを設置することが可能なほか、電動で焦点距離を変化させる可変焦点レンズを搭載しており、従来製品はカメラ設置時に手動によるピントの調整が必要だったが、新製品はカメラ設置後にパソコンまたはデジタルレコーダーにより、容易に遠隔からピントの調整を行うことができる。

そのほか、従来製品と同様に超解像処理技術に対応するため、新製品で撮影したフルHD(1920×1080ピクセル)サイズの映像をカメラ内部でD1(704×480ピクセル)サイズにまで縮小・圧縮する高圧縮技術を搭載。撮影した映像をモニターに表示する際、カメラ側の高圧縮処理に応じた超解像処理により高解像度化することで、高精細な映像を小さい容量で伝送、記録することが可能だという。

両社はセキュリティ向上のニーズに対応するため、今後も映像監視システムを拡販すると同時に入退室管理などのセキュリティ製品と組み合わせ、システムの提案から設計、施工、メンテナンスまでワンストップでソリューションを提供していく。



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