JALは12月15日、2016年4月に客室乗務職における契約社員制度を廃止し、在籍する契約社員を正社員として雇用することを発表。2016年4月以降に入社する客室乗務職についても正社員として雇用する。

2016年4月以降の採用者も正社員として雇用する

JALは1994年から客室乗務職の契約社員制度を導入。入社3年目までは契約社員として雇用し、4年目からは適性判断を経て正社員への切り替えを行ってきた。今回の正社員雇用に関しては、昨今の雇用環境をとりまく変化や女性活躍を推進する社会情勢の変化を踏まえて決断した。同様にJALグループ航空各社においても、客室乗務職の雇用形態の変更について検討を進めていくという。

女性活躍を推進する社会情勢の変化を踏まえての切り替えとなる

JALは、経済産業省と東京証券取引所が女性活躍推進に優れた上場企業を紹介する、2014年度「なでしこ銘柄」(2015年3月発表)に選ばれている。また、JALではこのほど、女性をはじめとする多様な人財の活躍をうながすためことを目的として「JALなでしこラボ」を新設するなど、人財育成や支援体制の強化に取り組んでいる。