パナソニック サイクルテックは2016年1月下旬、次世代「リチウムイオンバッテリー」搭載の電動アシスト自転車「ビビ・EX」「ギュット・ミニ・EX」を発売する。

(左から)子乗せモデル「ギュット・ミニ・EX」、ショッピングモデル「ビビ・EX」、通学モデル「カラーズ・EB」

この2車種に搭載されている「リチウムイオンバッテリー」は、従来モデルに比べバッテリー容量が約21%増量したにも関わらず体積は約23%小型化を達成。コンパクトでありながら、最長約54kmもの長距離走行を実現した。1回の充電で走行距離が伸びることによって、充電回数が減り、バッテリーの持ち運びの手間を軽減する。

また、バッテリー本体がコンパクトになったことでフレームサイズの低床化を実現。従来モデルからサドルの高さが約2cm低くなり、より身長の低い人でも乗車しやすくなった。

約54kmの長距離走行を実現した「ビビ・EX」

50代~70代向けショッピングモデル「ビビシリーズ」の最上位モデル「ビビ・EX」は、走行距離が往来モデルの約15%伸び、約54km(パワーモード時)。急な上り坂や重い荷物を載せたこぎだし時に、強いアシスト力を発揮する「ラクラクドライブユニット」も搭載。またバスケットを形状変更し、容量が往来モデルより約30%大きくなった。

電動アシスト自転車「ビビ・EX」(税別13万7,000円)

フレームカラーは「ジュエルローズ」「チタンシルバー」「ビターブラウン」「インディゴブルーメタリック」の4色展開。価格は、各13万7,000円(税別)。

子乗せモデル「ギュット・ミニ・EX」は「maarook」とコラボ

20代~40代子育てママ向けモデル「ギュット・ミニ・EX」も、約50kmの長距離走行が可能に。子育て層に人気のアパレルブランド「maarook」とコラボレーションしたデザインとなっている。

電動アシスト自転車「ギュット・ミニ・EX」(税別15万8,000円)

「ピュアマットブラック」「アクティブホワイト」「コーラルピンク」「ビターブラウン」「エンドレスブルー」「パウダーイエロー」の6色展開。価格は、各15万8,000円(税別)。

新製品説明会であいさつに立った同社の丸山哲朗代表取締役社長は、「移動が非常に楽、乗るのが楽しい自転車を提供することによって、市場も広がると思います。本年度はコンパクトで大容量な新しいリチウムイオンバッテリーを実現しました」と話した。