現在放送中のTBS系ドラマ『下町ロケット』(毎週日曜21:00~21:54、12月13日は15分拡大)で真野賢作役を熱演している俳優の山崎育三郎が、12月12日15時から放送される同ドラマのスペシャルダイジェストで、真野役としてナレーションに初挑戦することが11日、わかった。

真野賢作役としてナレーションに初挑戦する山崎育三郎

"ミュージカル界のプリンス"と言われている山崎は、民放の連ドラ初出演となる『下町ロケット』で、元は佃製作所の技術者という北陸医科大学研究員・真野賢作役を熱演。後半パートのテーマである人工弁"ガウディ"の開発に携わる重要な役どころを演じている。

そしてこのたび、9話に向けて放送される『下町ロケット』のスペシャルダイジェストで、真野役としてナレーションに初挑戦。山崎は「医療やロケットの専門用語が出てくるので、やってみて難しかったですし、また緊張もしました。やはり役の真野として読んだほうが気持ちが入るので、その点を意識して収録させていただきました。ただ気持ちが入りすぎ、懐かしいシーンを見て、自分でぐっときてしまいました(笑)」と振り返り、「精いっぱい取り組ませていただきましたので、ぜひご覧ください」と呼びかけている。

直木賞作家・池井戸潤氏の同名小説を原作とする本作は、阿部寛演じる元宇宙科学開発機構の研究員だった佃製作所の二代目社長・佃航平が、仲間と共に奮闘する姿を描いた作品。11月22日放送の第6話より、"ガウディ"と呼ばれる医療機器の開発をテーマとする後半パートが放送されているが、いよいよ最終回まで残すところ2回となった。

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