バニラエアは12月11日、同社ウェブサイトの不具合により、予約番号が合致すればメールアドレスが違っていても予約内容が閲覧・変更などができる状況になっていたことを発表。不具合は11月18日02:00~12月8日12:30にかけて発生し、最大142件262人の情報が対象となった。12月11日現在では利用者から被害報告はないとしている。

現在、システムは修復されている

通常、同社の予約サイトでは予約番号とメールアドレスが合致しなければ、予約の確認・変更などができないようになっている。今回の不具合では、登録と異なるメールアドレスであっても予約番号が合えば予約内容を閲覧できる状態になっていたという。12月3日に利用者からの指摘を受けて調査を開始し、8日12:30にはシステムが修復された。

不具合が発生した期間中に検索されたのは2016年3月22日までの予約情報で、最大142件262人分の予約が対象となっている。該当者にはメールでお詫びの連絡とともに、予約内容に誤りがないかなどの確認を行っており、現状、改ざんなどの被害報告はないとしている。同社は2013年創業から、今回の不具合が初めてのシステムトラブルとなる。