日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は12月10日、モバイル環境での利用時に高い生産性と利便性を提供する新デザインのタブレット、「HP Elite x2 1012 G1(HP Elite x2 1012)」を発表した。

「HP Elite x2 1012 G1」

同製品は、1枚のアルミニウム板を精巧に削り出して仕上げた筐体を採用したプレミアムデザインのタブレットで、薄さ約8ミリ、重量約820グラムと薄型軽量を実現。最大150度までリクライニングできるキックスタンドを備えている。ディスプレイは縦、横どちらの向きでの利用にも便利なアスペクト比3:2採用の12インチのWUXGA+の高精細で広い視野角を持つIPS液晶ディスプレイを搭載した。CPUには、低消費電力と高いパフォーマンスを両立した第6世代のIntel Core Mプロセッサーを採用することで、動作時にほぼ無音となるファンレスデザインと約10時間の長時間駆動を実現する。

また、他の「HP Eliteシリーズ」同様、長期運用を前提にデザインされ、どのような環境でもビジネスを継続できるよう過酷な米軍調達基準(MIL-STD 810G)試験に適合する耐久性を備えるる。ディスプレイはCorning Gorilla Glass 4の採用でディスプレイの耐久性を高めたほか、筐体にはアルミニウムを使用して適切な強度と重量のバランスを実現しているので、移動時も安心して利用できるとしている。

「HP Elite x2 1012 G1」

さらに、利用環境に合わせ2種類の有線型と無線型のドッキングステーションをオプションで利用できる。有線の場合、USB Type-C(Thunderbolt 3)ポートから「HP Elite USB-C ドッキングステーション」に接続し、最大2画面のディスプレイへの出力や4つのUSBポート、Ethernetへ接続が可能だ。

「HP USB-C トラベル ドック」はコンパクトな形状にVGA、HDMI、Ethernet、USBポートを備えるためさまざまなデバイスに接続可能で、外出先でのプレゼンテーションなどにも利用できる。無線の場合は、Wi-Gigに対応したHP アドバンスド 無線ドッキングステーションに無線で接続することでEthernetネットワーク、ディスプレイ、および他のUSBデバイスと遅延のない高速接続が可能となる。

新製品は、日本HPのオンラインストアHP Directplus、HP Directplusコールセンター、日本HP販売代理店、HP Directpartnerで、2016年2月下旬より販売する。価格は9万9800円から(税別)。