お笑いタレントのタモリが、18日(22:00~24:00)に放送されるニッポン放送『タモリのオールナイトニッポンGOLD Song&BOSS スペシャル』のパーソナリティを担当することが11日、明らかになった。

『オールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを担当するタモリ

タモリは、デビュー直後の1976年から7年間にわたり、水曜深夜1時の『オールナイトニッポン』を担当し、昨年6月には22時台の『オールナイトニッポンGOLD』を放送したが、そこから1年半ぶりの同番組。テーマは「昭和の名曲とともに、2015年を振り返る」で、タモリは早速「今年を振り返るのに昭和の名曲? ちょっと意味がわからないですけど(笑)」とツッコミを入れる。

収録後に今年の一番印象だった芸能ニュースを聞かれたタモリは「やっぱり又吉(直樹)はよくやりましたよね」と、司会を務めていたフジテレビ系『笑っていいとも!』のレギュラーだったピース・又吉の芥川賞受賞という快挙を称賛。受賞後は本人に会っていないものの、実際に作品を読んで「面白かったです」というが、「面白いんですけど、あらためて思うのは芥川賞と直木賞と一体どう違うのかと(笑)」と、文壇界にひと言物申していた。

番組では、戦後70年の今年、自らも70歳の誕生日を迎えたタモリが、終戦の1週間後に生まれたという話題になり、タモリは「よく産んだなというよりは、敗色濃い昭和19年の秋に、よくおやじとおふくろはよくムラムラしてたんだなと」と両親の子作りのコンディションに言及。また、「当時"赤ん坊大会"があって、僕優勝したんですよ。標準の体重だったとか何を判断したのかわからないんだけど、姉も2位になってて」と、森田家の謎の才能を明かしていた。

このほかにも、運航を終了した寝台特急『トワイライトエクスプレス』のヘッドマークを持っていることを明かすなど、鉄道のマニアックなトークも展開。アシスタントは『ヨルタモリ』で常連さん役だったイラストレーターの能町みね子が担当する。