アクロニスは12月9日、「Acronis Access Advanced」と「Microsoft Intune Enterprise Mobility Management Suite」が機能連携すると発表した。

「Acronis Access Advanced」は、大企業向けのモバイルファイル共有ソリューションで、ITプロフェッショナルがビジネスコンテンツを完全にコントロールして、セキュリティを確保。コンプライアンスを維持しつつ、従業員向けにBYODを実現可能とする。

これによりエンドユーザーは、オンプレミス環境またはクラウド環境にある企業のファイルサーバー、ファイル共有サイト、コンテンツ管理システムへのアクセスや、他の従業員、顧客、取引先、ベンダーとのコンテンツ共有を、安全かつ簡単に行える。

「Acronis Access Advanced」の主な機能

「Microsoft Intune」は、クラウドベースでモバイルデバイス管理やアプリケーション管理、PC管理機能を提供するソリューション。Intuneを使用すれば、企業の情報セキュリティを維持しながら、従業員がほぼどこからでも企業のアプリケーション、データ、リソースにアクセスできるようになる。

今回の機能連携によって、企業はより簡単にAcronis Access Advancedモバイルファイル共有アプリケーションのデプロイメントを管理し、管理ポリシーを適用できるようになる。これにより、Microsoft Officeモバイルアプリケーションやその他の管理対象アプリケーションと安全にやり取りしてユーザーの生産性を高めながら、不正なアクセスやデータ漏えいを防止できる。例えばポリシーを追加することで、管理対象アプリケーション内での特定の操作(コピー&ペーストなど)を制限することもできる。