俳優の遠藤憲一と渡部篤郎がダブル主演を務める、来年1月スタートの関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『お義父(とう)さんと呼ばせて』(毎週火曜22:00~22:54)がこのほど、クランクインした。

『お義父さんと呼ばせて』にW主演する遠藤憲一(左)と渡部篤郎

このドラマは、遠藤演じる中堅商社の独身部長・大道寺保が、28歳年下の女性と運命的に出会い、結婚を決意。しかし、渡部演じるその女性の父・花澤紀一郎は、娘の結婚相手が自分と同い年という現実が受け入れられず、自分を「お義父さん」と呼ぶことを許さない。

この件をきっかけに、花澤が完璧に築いてきたはずの家庭内で、問題が次々に噴出するが、そこから相いれないはずの大道寺と花澤という2人のオッサンが、いつしか心を通わせていき、壊れた家族を再生するために奮闘していくストーリーだ。『医龍』シリーズ、『BOSS』シリーズなどを手がけた、林宏司脚本のオリジナル作品となる。

初日の撮影は、千葉県のホテルで敢行。ただ、2人のシーンは別々のため、互いの演技をモニターで確認しあったり、撮影の合間に談笑する場面が見られた。

遠藤は、渡部について「厳しい人なので、ちょっとでもNGを出すと怒られちゃう(笑)」と冗談めかしながら、「今回演じる保はちょうど紀一郎に怒られる役なので、日常でも怒られながらやっていきたいですね」と語り、今後の掛け合いを楽しみにしていた。