ソニー生命保険は、全国の20歳~59歳の男女を対象に「生活意識調査」を実施した。調査は11月9日~16日にかけて行い、2,350名から有効サンプルを得た。

「地元企業の景気の良さ」1位は愛知県

今回は、現在住んでいる都道府県で自慢できることを聞き、自慢できると回答した割合の高さで各項目における都道府県ランキングを算出した。

「地元企業の景気の良さが自慢の都道府県ランキング」では、1位は世界的な自動車メーカーのトヨタ自動車がある「愛知県」(26.0%)だった。2位は「石川県」(10.0%)となっている。石川県は北陸新幹線開業の恩恵を受けていることが影響しているのではないかと考えられる。

地元企業の景気の良さが自慢の都道府県

「老後に移住したいと思う都道府県」はどこか聞いたところ、1位は「沖縄県」(10.3%)、2位は「北海道」(4.3%)、3位は「東京都」(2.7%)となった。沖縄県を選んだ理由として「海がきれい」「温暖な気候だから」といった沖縄特有の自然・気候のほか、「時間がゆっくり流れる」「のんびりできる」などが挙げられた。

老後に移住したいと思う都道府県

西日本は「できるだけ教育にお金をかけたい」人が多い

できるだけお金をかけたいと思うもので「教育」を挙げた人の割合をみると、1位は「徳島県」「福岡県」「大分県」(いずれも20.0%)となった。4位には「兵庫県」「広島県」「山口県」「愛媛県」(いずれも18.0%)、8位に「和歌山県」(16.0%)が入り、上位10都道府県中8県が西日本の県が占めている。

「教育」にお金をかけたい都道府県

子どもに望む(望んでいた)進学先を聞いたところ、地域による特徴がみられたのは中学校と高校の進学先だった。特に近畿では、中学校で「私立」を望んだ人が13.1%、高校で「私立」を望んだ人が15.3%と他の地域に比べて突出して高くなっている。

子どもに望む(望んでいた)進学先で、中学校・高校で「私立」を選んだ人の割合