ソニー生命保険は7日、「都道府県別生活意識調査」の結果を発表した。調査期間は11月9日~16日、対象は全国の20歳~59歳の男女で有効回答数は2,350名。

都道府県別「お金をかけたいもの」

「ふるさと納税をしたい自治体がある都道府県」を聞いたところ、1位「北海道」(14.9%)、2位「宮崎県」(2.5%)、3位「沖縄県」(2.1%)となった。1位の北海道を選んだ理由をみると、「北海道が好き」(女性20代・東京)、「美味しい食べ物が送られてきそうだから」(男性50代・鹿児島県)、「海産物が豊富だから」(男性40代・和歌山県)といった理由が挙げられた。

「できるだけお金をかけたいと思うもの」を聞き、お金をかけたいと回答した割合の高さで各項目における都道府県ランキングを算出したところ、「自動車」の1位は「茨城県」(18.0%)、2位「滋賀県」「長崎県」(いずれも16.0%)となった。「住宅」にお金をかける都道府県の1位は「奈良県」(22.0%)、2位「茨城県」「富山県」(いずれも18.0%)だった。「茨城県」は自動車で1位、住宅で2位という結果になった。

「できるだけお金をかけたいと思うもの」

また現在の住まいが持ち家である1,396名に、「住宅をいくらで購入したか」を聞いたところ、地域別の平均は、「関東」が最も高く2,710万円、次いで「近畿」2,629万円、「東海」2,531万円となった。

「住宅をいくらで購入したか」

次に、全回答者2,350名に、「住宅を選ぶ際に譲れないポイント」を聞いたところ、「戸建てであること」では、1位に「岩手県」(48.0%)、2位に「秋田県」(44.0%)、4位に「宮城県」「福島県」(いずれも42.0%)と東北の4県が上位に入った。

「耐震性能」では、1位は「静岡県」(46.0%)、2位「愛知県」(40.0%)と東海地方の県が1位、2位を占め、「岐阜県」(34.0%)も5位となった。「広さ」をみると、1位の「宮崎県」(32.0%)をはじめ、2位の「福岡県」「大分県」「鹿児島県」(いずれも30.0%)、7位の「佐賀県」(26.0%)と九州の5県が上位に入った。

「住宅を選ぶ際に譲れないポイント」