俳優の大沢樹生(46)が、9日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で直撃取材を受け、元妻で女優・喜多嶋舞(43)が雑誌『婦人公論』(12月22日・1月4日号)で主張した内容にコメントした。

俳優の大沢樹生

大沢が、喜多嶋との間の息子が自分の実子ではないとして、息子を相手に起こした「親子関係不存在確認を求めた実子裁判」で、東京地裁は先月19日、「親子関係はなし」との判決を下した。

この判決を受け、喜多嶋は同誌で「とても驚きましたし、残念」とした上で、「DNA鑑定結果が真実ではないと、私自身がよくわかっています」「息子の父親は大沢さんに間違いありません」と主張。また、一連の騒動で息子や家族に迷惑がかかった原因を「私が女優として活動しているからこそ」と受けとめ、女優業の引退を表明した。

直撃取材で記事の感想を求められた大沢は、「そこに対しては反論も何も私はございません」「それでいいんじゃないですか」と争う姿勢は見せず。喜多嶋が、長男の成人を待ってDNA再鑑定をする意向であることについては、「それはよく分かりません。専門の弁護士さんに聞いた方が、もっと詳しく説明していただけるんじゃないですか」と答え、息子の父親が大沢であるという主張にも「彼女が思う通りではないですか。それ以上はちょっと私も申し上げられません」とコメントを避けた。

喜多嶋は、一連の騒動で沈黙を貫いていた理由もインタビュー記事内で説明。大沢の両親はバブル期に高級マンションを購入するも、その後バブルが弾けて手放すことに。数千万円の負債を大沢が支払っていて、喜多嶋はその連帯保証人になっているという。喜多嶋は「私が発した言葉の影響で大沢さんの仕事がなくなり、借金が返せなくなってしまったら、私まで被害にあう」と語っていたが、大沢は「特に彼女に迷惑はかけておりませんし、それと今回の件は全く関係ないので特に申し上げることはありません」と関係性を否定した。

また、喜多嶋が芸能界を引退することについては、「それは喜多嶋さんご本人がお決めになったこと。私がとやかくコメントする立場にはないです」とここでも多くを語ろうとはしなかったが、「母親らしくていいんじゃないですか」と引退に込められた思いを察した。

昨年の会見では、涙ながらに思いを語っていた大沢。長男にDNA鑑定結果を伝える時に重圧はあったかどうかを聞かれ、「自分の思いに関してはお答えできません」と断りながらも、「まったく気持ちは変わりません」と胸の内を明かしていた。