リクルートライフスタイルの観光に関する調査・研究・地域振興機関である「じゃらんリサーチセンター」は、12月8日に「じゃらん人気温泉地ランキング2016」の投票結果を発表した。

それによると、これまでに行ったことがある温泉地のうち、もう一度行ってみたい温泉地のランキングで1位の箱根は2,024票を集め、10年連続で1位だったという。2位は前年3位だった草津(1,824票)、3位は同2位の由布院(湯布院、1,793票)で、前年と比べて2位と3位が逆転した。

もう一度行ってみたい温泉地のランキング

箱根の選択理由

草津の選択理由

まだ行ったことはないが一度は行ってみたい温泉地のランキングでは、由布院が2,932票で1位であり、由布院の1位は10年連続とのこと。2位には乳頭温泉郷・水沢温泉郷・田沢湖高原温泉(秋田県)が1,695票を集め、前年の3位から順位を1つ上げた。3位には1,584票の草津が入り、前年から順位を2つ上げている。

3位の由布院(湯布院)

由布院を選んだ理由は、「有名なので」「街の雰囲気が良さそうだから」「温泉の効能や泉質に興味があるから」がトップ3で、他の温泉地の理由でもこの3つが上位を占める。

最近1年間に行ったことがある温泉地の1位は昨年と同じく箱根(1,528票)だった。2位は別府(940票)、3位は熱海(841票)であり、昨年と比べて2位と3位の順位が入れ替わった。

最近1年間に行ったことのある温泉地のうち満足した温泉地のランキングを見ると、1年間の訪問者が50人以上の温泉地では万座温泉(群馬県)が94.5%で1位となった。以下、山鹿・平山温泉(熊本県、93.5%)、白骨温泉(長野県、93.4%)と続く。1年間の訪問者が50人以上100人未満の「秘湯部門」では、高湯温泉(福島県)が92.6%で首位となり、以下、会津湯野上温泉(福島県、92.3%)、龍神温泉(和歌山県、90.8%)の順だった。