PR会社のベクトルは、マイクロアドデジタルサイネージ(MADS)との業務提携を締結し、MADSの転換社債型新株予約権付社債1億円を引受け、デジタルサイネージ事業に参入すると発表した。

業務提携の内容は以下のとおり。

・双方の有する技術・体制を活用したデジタルサイネージソリューションの提供
・デジタルサイネージの効果測定・検証など、新たなソリューションの開発
・MADSが発行する転換社債型新株予約権付社債をベクトルが引受け

今回の業務提携により、MADSはベクトル子会社であるビデオワイヤーが制作する動画コンテンツの配信が可能になる。

ベクトルは、MADSが保有するサービスを両社共同で強化していくことで、今後さらに拡大が予測されるデジタルサイネージの需要の獲得、海外からの旅行者に向けたインバウンドマーケティング施策を視野に入れたソリューションを両社で開発していく。

また、デジタルサイネージの効果測定・検証などにも取り組みオンラインとオフラインの垣根を越えた新たな手法の開発を行うという。

ベクトルでは、2016年2月末までに100件の動画制作および配信を目指していくという。