ClangからMicrosoftのコンパイル技術が利用可能に

LLVM is a robust system, particularly well suited for developing new mid-level language-independent analyses and optimizations.

MicrosoftのVisual C++チームは12月4日(米国時間)、「Clang with Microsoft CodeGen in VS 2015 Update 1 - Visual C++ Team Blog - Site Home - MSDN Blogs」において、クロスプラットフォーム向けのC++コードの開発を容易にするための「Clang with Microsoft CodeGen」の公開を伝えた。Visual Studioを用いてC++を使ったクロスプラットフォームアプリケーションの開発がこれまでより容易になる。

「Clang with Microsoft CodeGen」ではC/C++のパーサとしてLLVM Clangを使用し、コードジェネレータおよび最適化機能にVisual Studioのコンパイラ技術を利用するというもの。LLVM Clangはクロスプラットフォームであるため、ClangでコンパイルできるコードはWindows以外のプラットフォームでもそのままビルドできることになる。WindowsではさらにVisual C++の適用するハイレベルな最適化機能の恩恵にも預かることができる。また、Visual C++ではまだ対応していないC99やC++14の記述が利用できるようになるなど、言語的な利点も得られる。

「Clang with Microsoft CodeGen」はプレビュー版と位置づけられており、今後の開発を経てから正式版としてリリースされる見通し。LLVM Clangはさまざまなオープンソース・プロジェクトやベンダーが開発に参加しており、優れたエコシステムを構築している。一方、Visual Studioは開発環境として高い人気を誇っている。両者の利点がどちらも得られる仕組みになっており、今後の展開が期待される。



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