サイバーエージェントはこのほど、「2015年女子中高生流行語」の結果を発表した。調査は11月17日~26日、運営する「Ameba」ユーザーの女子中高生853名を対象に行われた。

現役女子中高生に「今年、自分の周りで流行っていた『言葉』を教えてください」と質問したところ、お笑い芸人「とにかく明るい安村」の大ヒットネタ『安心してください、はいてますよ』が堂々の1位に。この結果に安村氏は「始めたころ、一番受け入れられないと思っていた世代でしたので、選んでいただき、本当に驚いていると同時にうれしく思ってます」と喜びの声。

また、3位にはお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」によるリズムネタ『ラッスンゴレライ』が、続く4位には、CDリリースも果たした「クマムシ」の『あったかいんだからぁ』がランクイン。さらに、JCJKがネタをまねした動画をSNSに投稿したことでも話題になった「バンビーノ」の『ダンソン』」が8位、「キングオブコント2015」での優勝を機に人気急上昇となった「コロコロチキチキペッパーズ」の『やっべぇぞ』が9位にランクインするなど、女子中高生たちが、日常の中で使いやすいフレーズやまねやすいネタが多くランクインする結果となった。

そのほか、「そうだよね」のような同意の意味を持つ『それな』が2位に、「あー、なるほどね」といったフレーズを略した言葉とされる『あーね』が7位にランクインするなど、独自の"JCJK語"と言えるワードも上位にランクインした。

1位: 「安心してください、履いてますよ」(137票)
2位: 「それな」(131票)
3位: 「ラッスンゴレライ」(46票)
4位: 「あったかいんだからぁ~」(27票)
5位: 「YDK」(「やればできるこ」の略語/23票)
6位: 「ドラゲナイ」(人気バンド「SEKAI NO OWARI」の楽曲「Dragon Night」のサビで「ドラゴンナイト」と歌う歌詞が「ドラゲナイ」と聴こえるとネット上で話題に/21票)
7位: 「あーね」(20票)
8位: 「ダンソン」(14票)
9位: 「やっべぇぞ」(12票)
10位: 「おわた」(終わったの意/8票)

JCJK流行ったモノ・コト1位に「ガウチョパンツ」

流行った『モノ・コト』のカテゴリでは、「2015年Amebaブログ流行語ランキング」でも2位となった『ガウチョパンツ』が1位を獲得。2015年最大の流行ファッションアイテムとも言える結果となった。2位にはYouTubeの動画から火が付き女子中高生に大人気となったお笑い芸人「エグスプロージョン」の踊る授業シリーズ『本能寺の変』がランクイン。バンビーノの「ダンソン」同様、女子中高生がネタをまねたダンスを撮影した動画の投稿がSNS上などで話題となった。

また、手で女子の顎をクイッと持ち上げるしぐさ『アゴクイ(3位)』や、男子が女子の肩にズンと頭をもたれるようにする『肩ズン(8位)』、女子の服の袖を後ろからクルクルとめくってあげる『袖クル(10位)』もTOP10にランクイン。恋愛漫画などでよく見られるシーンが人気を集める傾向がうかがえた。

4位にはモデルでタレントの「藤田ニコル」の定番ポーズ、顔の横に人さし指を立てた『にこるんビーム』がランクイン。5位となった『おフェロ』は、今年流行した火照ったような頬に見せるチークが特徴的な『おフェロ』メイクが雑誌やテレビで多数紹介され、おフェロメイク専門の本が発売されるほどの人気となり、1年を通して話題が絶えないワードとなった。

1位: 「ガウチョパンツ」(143票)
2位: 「本能寺の変」(109票)
3位: 「アゴクイ」(52票)
4位: 「にこるんビーム」(39票)
5位: 「おフェロ」(30票)
6位: 「ペコガール」(原宿系ファッションの新たなカリスマと言われるオクヒラテツコ(=ペコ)さんのファッションを真似た女性の略語/13票)
7位: 「つば広ハット」(12票)
8位: 「肩ズン」(9票)
9位: 「なりきりメイク」(7票)
10位: 「袖クル」(5票)

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