SMBCコンシューマーファイナンスは2日、「20代の金銭感覚についての意識調査2015」の結果を発表した。調査期間は10月2日~8日、対象は20~29歳の男女1,000名。

来年は「思い出に残る体験」をしたい?

「2015年、積極的にお金を費やしたこと」について聞いたところ、「趣味を追求する(良い道具をそろえるなど)」が48.7%で最高。次いで「友人との交流」(46.2%)、「暮らしの質の向上(食費や家具や家電など)」(29.8%)、「身だしなみ・美容」(29.2%)、「思い出に残る体験(ライブイベントや旅行など)」(27.2%)、「家族との交流(親孝行・家族サービスなど)」(24.5%)、「恋愛関係(夫婦愛)を深める(デート・プレゼントなど)」(20.2%)となった。

「2016年、積極的にお金を費やしたいこと」についても聞いたところ、「思い出に残る体験」(34.6%)、「家族との交流」(34.8%)、「スキルアップ(勉強や習い事など)」(26.6%)などが、今年お金を費やしたことよりも高い割合となった。

「2015年、積極的にお金を費やしたこと」「2016年、積極的にお金を費やしたいこと」

軽減税率の適用対象を選べるとしたら?

「もし、消費税の軽減税率の適用対象を自身で選べるとしたら、どんなものに適用するか」を聞いたところ、「電気・ガス・水道料金」(71.5%)、「ケータイ・スマホ料金(本体・通話・インターネット)」(63.4%)が上位となった。以下、「自動車」(32.1%)、「パソコン料金(本体・インターネット)」(32.0%)、「子育て・出産用品」(30.6%)が3割台、「住宅」が2割半(26.2%)で続いた。

子供のいる人では、「出産・子育て用品」(68.1%)、「自動車」(43.0%)、「住宅」(38.5%)に票が集まった。

「もし、消費税の軽減税率の適用対象を自身で選べるとしたら、どんなものに適用するか」