ムトーエンジニアリングは12月7日、DLP光造形3Dプリンタ「ML-48」の受注を開始すると発表した。

「ML-48」では独自開発した光硬化樹脂の特性と同プリンタ向けに最適化したオリジナルスライサーソフトウェアの組み合わせにより、高精細な造形が可能となっている。宝飾品デザイン、フィギュア、歯科用歯型など精度の求められる造形物や滑らかな表面が求められる造形が実現しているほか、独自開発のロストワックス樹脂により、歯科用補綴物や工業製品、宝飾品の鋳造も可能だという。

造形サイズは48(W)×27(D)×80(H)mmで、最小積層ピッチは25μm。装置のサイズは260(W)×230(D)×480(H)mmで重量は10kg。本体価格は69万8000円(税別)で、スターターキット(税別価格:2万6000円)には光硬化樹脂50g×3本、造形バットフィルム10枚、造形物取り外しクレーパなどが含まれている。

「ML-48」