ワンホイール運営事務局は12月4日、ハンドル、アクセル、ブレーキを搭載した電動一輪バイク「電動一輪車 ONEWHEEL i-1」の歩道対応車展開と公道対応車展開に向けた実用研究開発を開始したと発表した。

「ONEWHEEL i-1」はジャイロ搭載のバランス型電動一輪バイクで、ハンドリング&オートスイング機構、ストッパー&リバーススイング機構、ジャイロ編にコントローラを搭載したアクセル機能およびブレーキ機能が搭載されている。スタンダードモデルの最大後続距離は15-30km/1充電で、最高速度は約25km/h(搭乗者の体重により変動)、総重量は20kg。

また、すでに販売済みのテストモニター車両にはBluetoothチップが搭載されており、携帯アプリからの操作によって、モーターパワーモード設定、車両の傾斜角度設定などのマシンセッティング、速度・電圧・電流・走行距離・バッテリー残量などのモニタリングが可能になる。現在、アプリ開発および実用テスト中で、2016年春~夏頃を目処に、すでに販売済みのテストモニター向けに携帯アプリを無償配布する予定となっている。

ワンホイール運営事務局は「2016~18年には、都心のオフィス街で近未来の乗り物・電動一輪車が自由に往来している様子が、ごくあたりまえの風景として眺める事ができるよう展開してまいります。」とコメントしている。

電動一輪車 ONEWHEEL i-1