トヨタのショールーム「MEGA WEB」(東京・青海)の車両展示などを手がけるアムラックストヨタが、「MEGA WEB」のライドスタジオで活躍する子供向け運転体験用のキットカー「PIUS(ピウス)」を燃料電池で走るようにした「FC-PIUS」を公開する。

「FC-PIUS」

「PIUS」はモディーが設計開発している1人乗りのマイクロEVカー。これをベースに開発された「FC-PIUS」は、子供たちに水素や燃料電池をより身近に感じてもらうために企画された。実際に燃料電池車で走行し、外装もトヨタの水素燃料電池車「MIRAI」をモチーフとしたデザインに改良している。

全長2,535mm、全幅1,233mmとコンパクトなボディながら、定格出力360W、瞬間最大500Wを発生する本格的なFCスタックを搭載。全備重量240kgの「FC-PIUS」を軽快に走行させる。12月19・20日にプレ試乗イベントが開催され、12月26日から「MEGA WEB」のライドスタジオで運行。今後は「FC-PIUS」を使用した燃料電池教室なども実施する予定だ。

12月19日のプレ乗車イベントは、小学生から18歳未満(身長115cm以上)の子供を対象に開催され、燃料電池のしくみなどを学ぶ「燃料電池を知ろう」と「FC-PIUS 体験試乗会」の2部構成に。12月20日のプレ試乗イベントは、「親子で体感! 燃料電池を学ぼう ~水素のミライパワー~」と題し、「燃料電池教室」「FC-PIUS 体験試乗会」「MIRAI 試乗会」(保護者:要普通自動車免許)の3部構成で開催される。