ニフティとSupershipは、12月3日より、スマートフォンアプリ向けプロモーションにおいて連携し、アプリ内データを活用したリテンション広告配信サービスの提供を開始すると発表した。

ニフティのアプリ開発特化型クラウドサービス「ニフティクラウド mobile backend」のサーバに蓄積されたアプリ内データを活用することで、SupershipのDSP(Demand-Side Platform)サービス「ScaleOut DSP」を通じて、「最終起動日時」や「インストール経路」などの利用者行動や「性別」などの利用者属性に基づくリテンション広告の配信が可能となる。活用するデータは、個人を特定する情報は含まないという。

アプリ内データを活用したリテンション広告配信のイメージ

今回のリテンション広告配信サービスの提供の背景には、Webブラウザを対象としたインターネット広告では、Cookieをもとに利用者の興味・関心に沿った広告配信が行えるが、スマートフォンの普及に伴い、アプリ内データを活用した最適なターゲティングによる広告配信が、広告主の課題となっている点があるという。

アプリ内データを活用したリテンション広告配信のイメージ