東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ、東急電鉄、横浜高速鉄道の首都圏鉄道事業者5社は元日早朝、東武東上線・西武池袋線から横浜方面に向かう臨時列車「みなと横浜 初日の出号」、みなとみらい線元町・中華街駅から西武池袋線飯能駅へ向かう「天覧山 初日の出号」を運転する。

「みなと横浜 初日の出号」に使用される東急電鉄5050系4000番台「Shibuya Hikarie号」

これらの臨時列車は、5社相互直通運転の利便性を生かし、関東有数の初日の出スポットである横浜ベイエリア、自然あふれる飯能・天覧山での初日の出を多くの人に観覧してもらおうと企画されたもので、2016年で3回目を迎える。

東武東上線「みなと横浜 初日の出号」は、東武東上線森林公園駅から東京メトロ副都心線・東急東横線を経由し、終点のみなとみらい線元町・中華街駅に早朝5時54分に到着。東急電鉄5050系4000番台「Shibuya Hikarie号」を使用する予定。

西武池袋線・西武有楽町線「みなと横浜 初日の出号」は東京メトロ10000系を使用し、西武池袋線飯能駅から各路線を経由し、終点のみなとみらい線元町・中華街駅に早朝5時29分に到着。これに合わせ、西武池袋線内では同列車に練馬駅で接続する保谷駅4時14分発池袋行の電車を上り初電前に運転する。

西武鉄道6000系で運行する「天覧山 初日の出号」は、元町・中華街駅から各路線を経由し、終点の飯能駅に5時43分に到着。横浜ベイエリアや天覧山の初日の出(6時50分頃)を鑑賞できるダイヤ設定となる。これに合わせ、西武池袋線内では同列車に石神井公園駅で接続する池袋駅4時43分発保谷行の各駅停車を下り初電前に運転する。