JR四国はこのほど、愛媛県と南予地域の各市町を代表するキャラクターなどをラッピングした「南予キャラクター列車」を2016年2月頃から運行すると発表した。

「南予キャラクター列車」内外装イメージ

この列車は、愛媛県南予地域で2016年3月26日から11月20日まで開催される「えひめいやしの南予博2016」の機運醸成と、期間中の観光誘客促進を目的に企画された。キハ54形式気動車1両を使用し、みかん畑をイメージしたオレンジとグリーンのカラーでラッピング。愛媛県の「みきゃん」をはじめとするご当地キャラクターなどでにぎやかに装飾する。描かれるキャラクターは1県7市町の12体で、キャラクターのない2町については、それぞれの町をイメージしたモチーフを使用する。

客室もオレンジとグリーンのカラーで統一し、床と窓へのラッピングや座席モケットへのキャラクター装飾などでキャラクターの楽しさを演出。おもに予讃線松山~宇和島間、予土線宇和島~江川崎間の普通列車として運用するほか、沿線でのイベント開催時には臨時列車として運行するという。運行期間は約2年間の予定。運行開始にあたり、出発式と列車愛称の一般募集を予定しているとのこと。詳細は決まり次第、発表される。