ポーラはこのほど、47都道府県の中から、日本で最も美しい肌を持つ「美肌県」を決定した。「美肌県」の選定に際しては、2014年9月1日~2015年8月31日に同社が集めた女性の肌データ73万4,448件を分析・集計し、全6部門の得点の合計値から偏差値を算出。総合順位を決定した。

本で最も美しい肌を持つ「美肌県」が決定!

「美肌県」1位となったのは「島根県」だった。「肌がうるおっている」「ニキビができにくい」「シミができにくい」「くすみがない」「毛穴が目立たない」「キメが整っている」の6部門において、バランスよく高順位を獲得したことが総合1位につながった。同県は、全国で7番目に短い日照時間や、11番目に高い水蒸気密度であるほか、山や海から吹き込む熱風や、乾燥した風なども吹きにくい気象条件であることから、年間を通して美肌を保ちやすいと同社は分析している。

2位には「山形県」がランクイン。「ニキビができにくい」(3位)、「毛穴が目立たない」(5位)、「キメが整っている」(7位)と、トップ10に入った3部門が全体を引き上げた。日照時間は全国的にみて短く、生活習慣のアンケートで「バランスの良い、規則的な食事」をとっている人も比較的多くみられたことが高順位の要因と見られている。「肌がうるおっている」部門は42位と下位であったため、保湿ケアに重点をおくことでさらに美肌を目指せるとのこと。

3位は「愛媛県」となった。「肌がうるおっている」(7位)をはじめ、全部門で23位以内とバランスの取れた成績を収めた。日照時間や水蒸気密度は全国的にみて中程度で、1年を通じて変動の少ない天候でもあるため、季節の変わり目における肌の負担が少ないことが同県の特徴だという。

「ニッポン美肌県グランプリ2015」総合結果(同数値の場合は小数点以下2位以降の数字を元に順位付け)

そのほか、東京都は11位、京都府は14位、大阪府は19位にランクインし、最下位は茨城県となった。なお、ランキングの詳細は公式サイトにて公開されている。